鉄男節 Ⅲ

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邦流3日目、今日は「パパと呼ばないで」杉田かおる嬢について語っています。

石立鉄男の名を広く知らしめ、モノまねのスタンダードとなった「チー坊!」 本人は何故ウケたのか判らなかった様ですが、喜劇やホームドラマをやる時は普段よりオクターブ、トーンを上げていると実演してくれました。これは渥美清さまの「寅さん」に影響を受けているとの由。こうすると喋っている言葉の意味よりも音として心地よいということからああなったそうです。スタイルも、背が高いと相手に威圧感を与えるから小さく見せる為に、ズボンを下げて脚を短く、猫背にしていたという話は以前にも雑誌で話していたっけ。 そーいや、「気まぐれ天使」では、森田健作センセ演じるエノイチはスラッとしていて並ぶと加茂さんより背が高いんですが、実際の身長は石立さんの方が高いんですぜ。タネあかしは「靴」でございます。

かおる嬢については、こんなにも理解してくれている人がいて、彼女が羨ましくなりました。本当に無条件に愛しいんだなあ。現在はあんなになるとは・・・と振られると、
「それはひとつのポーズとしてやっているんだ」
「8つの頃から母親と妹を養っていて、ファザーコンプレックス故、大人にすがりたくなり悪いプロデューサーや出演者に騙されかなり傷ついたと思う」
「そういう事を知らないで、男を騙してきたとか、やりたい事やってきたってみんな言うけれど、
じゃあお前が3人の生活費を面倒みてごらんよ 」  
もう泣きそうになっちゃいました。いいな、チー坊。素敵な味方がいて。

動物、子供、病院、障害者を扱うドラマは、それだけで簡単に泣かせるから嫌いであり、卑怯 だともおっしゃっております。
スケジュールを脇役にあわせる代わりに、ギャグが思い浮かばず撮影に行きたくない時は行かないというのを条件としてやっていたけど、それを知っているのはpと制作主任だけだったので、「生意気」「我がまま」「思いあがってる」俳優というレッテルが一人歩きしてしまった。また鉄ちゃんも一切理由は言わないし、謝らなかったから誤解されやすかったんだろうな。(石立家家訓「言い訳はするな」) 30数年経って、今日私は初めて彼の口から「私も辛かったんですけどね」という言葉を聞いて、こういう男ってカッコ良すぎるって改めて鉄男さま熱が沸点に達したのでありました。
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by ironman0823 | 2005-10-19 23:54
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