ナツカシ映像に遭遇できるyoutubeを眺めていたら、とーってもウレシハズかしモンにブチ当たりました。'70年代は現在のオシャレ系とは趣の違う「フレンチポップス」なるジャンルが確立しており、沢山の歌手が日本市場を賑わしておりました。ワタクシもラジオ等で「ポップスベストテン」なんかの番組にチャートインしていたポルナレフをはじめ、麗しのジュジュさまことジュリアン・クレール、ミッシェル・デルペッシュ、ダニエル・ビダルなどなどおフランスものを英米ものと一緒に聴いておりました。 ちょっと遅れて日本にお出ましになったアラン・シャンフォーさんもそんな一人。'74年にフランソワーズ・アルディと一緒に初来日しプロモーション。覚えやすいメロディ、フワーッと抜けるようなファルセットヴォイスと共にそのルックスに惚れ込みました。今にしてみれば、自分の眼を疑問視しちゃいますが、当時は草刈正雄氏ソックリとゆーコトであらゆるティーン雑誌に取り上げられておりました。ワタクシ、ピンナップやポスターも持っていたもんねー。 翌'75年には「東京音楽祭」に参加し、布施明、五木ひろしなど日本を代表する歌手たちと競演、出場者半分近くはなんかの賞をもらえる中で見事、銅賞を獲得(蛇足ですが、この東京音楽祭にはアノ、ケイト・ブッシュ嬢も出場経験アリ。ノーランズが大賞になってから雲行きがアヤしくなってきたよーな気がいたします)。これを機に貴公子、星の王子様などこれでどーだ!的こっぱずかしい形容詞をつけて売っていたっけなあ。1stアルバムでの解説では'47年生まれと書いてあったのに、来日記念盤になったベスト盤には'53年生まれとなっていた不思議現象(笑)も発生いたしました。ワタクシは受賞曲「そよ風のセレナーデ」(恥ずかしいぞ!)が好きなんですが、カネボウ化粧品のキャンペーンソング第一弾となった「ボンジュールお目、目さん」とゆーと思い出す方もいらっしゃるのではないでしょーか? やがてブームも去り日本での契約も切れてしまい、とんとご無沙汰だったのですが本国では、セルジュ・ゲンズブールとの出会いが彼に転機をもたらせます。ジェーン・バーキンとも曲を提供したりデュエットしたり、この30数年ずっと現役。曲調や風貌はかなり変わってしまい、ワタクシが夢中だった初期フレッシュレーベル時代の曲は一向に再発されていなかったのですが、今月末おフランスで初CD化。シャンフォー自身がこの時代を封印したかった様で(そーだろーなーとも思うけどさ)、なかなか日の目を見なかったのですがやっといい音質で聴けることになりそーです。そんな貴公子時代(?????)の映像が観られたyoutubeには、ホントお世話になりますって感じです。色々書きたいことがいっぱいあってまとまんなくなっちゃいましたが、今はファルセットは影をひそめちゃったゲンズブール接触後のシャンフォーさんのCDを聴いております。 日本でのデビュー曲でもある「初恋にボンジュール」 来日した際の岩崎宏美嬢とのツーショット 現在のお姿
by ironman0823
| 2007-01-18 13:11
| 音楽
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盟友koebiちゃんのmusic blogです goo goo g'joobな散文日記 現在は、ミュージシャンとしてご活躍の水野哲さんのブログです メールはこちらへ ironman0823@excite.co.jp ライフログ
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